かせまと！

管理人「お疲れ様です。そろそろ９月も終わりですね。管理人です。」

 

やる夫「まだまだお昼はあったかいけれど、夜は冷え込むから注意だお。やる夫だおー。」

 

管理人「本日は資産50万円程度では株とFXどちらがいいのか？というお便りを頂きました。」

 

やる夫「やる夫は50万円の種でFXから始めたお。ただどっちがいいかはわからないおー。」

 

管理人「それではメッセージを見ながらお答えしますだろ。」

 

 

 

 

 

 
スポンサードリンク：




 

 

 

 

 

 

 

　管理人様 突然の連絡申し訳ありません、いつもサイトを楽しく拝見させてもらっています。

　早速ですが、投資について質問させていただきます。現在資産が50万円を越え、以前から興味を持っていた投資について色々と調べているのですが、その時に 出たサイトの一つに「株は資産が少ないとやり辛く、またFXと違い銘柄が多く難しいので初心者がやるならFXの方が良い」というものを見かけました。

　確かにレバレッジさえかければ低資産でも始めることはできますが、その分リスクも上がりますし「銘柄が多く選び辛い」というだけの理由で株を選択しないと いう点に疑問を感じました。

　この点について管理人様の意見をお聞きしたいのですが、低資産しかない投資初心者が始めるのならば株とFX、どちらが適していると感じますか？ アバウトな質問になってしまいますが、ご回答頂けると幸いです。

　それでは、失礼します。

 

 

 

 

 

 

 

それではお答えします。

まず資産が50万円との事ですが、余剰資金でしょうか？

もしこちらが余剰資金でないのであれば、投資をするべきではなく普通口座に寝かせていざという時の保険とするべきです。

投資は生活防衛資金が貯まった後の余剰資金で行いましょう。

 

 

 

 

次に余剰資金が50万円程度だった場合の話を致します。

正直な話を言うと株とFXでどちらが初心者向きか、というのは難しいところです。

 

よくレバレッジを沢山かけるのが怖い・・・という話がありますが、1000通貨単位でレバレッジ等倍～２倍程度なら外貨預金と変わりません。

また株式のほうもミニ株や信用取引などで元手が少なくても参加する事ができます。

 

 

よってこれらを選ぶ基準は次のようになります。

 

 

1. 取引時間
2. どちらの取引が自分に向いているか（どちらの相場をより理解しているか）
3. 利益率はどうか

 

などです。

 

1.取引時間に関して

　株は平日９時～１５時までです。お昼に仕事がある方は少し厳しい時間かもしれませんね。

　対してFXは平日ならずっとです。深夜のみトレードしたいという方には便利です。

　ただし気が休まる時間がないというデメリットもあります。

 

2.どちらの取引が自分に向いているか

　株は各企業の業績、業界の将来性、景気等で値動きをしています。

　それに対しFXは各国の景気、株価、資源価格、要人発言などに影響され値動きをしています。

 

　上記に加え株には以下の条件が加わります。

　株は仕手やインサイダー等で株価が操作される可能性があり、その時は業績や将来性とは無関係の値動きをする事があります。

　取引数が少ない銘柄等は注意が必要です。

　仕手株とは（wikipedia）：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%95%E6%89%8B

 

　また基本的に株は買いでしか入れません。（信用取引は除く）

　それに対し、FXは買いでも売りでも入れます。

　取引に対する自由度が高いのはFXのほうでしょう。

 

 

3.利益率について

　現物株ならレバレッジはなし、信用取引ではレバレッジは基本3倍まで、FXであればレバレッジは25倍までかけることができます。

　この事から少ない金額でも大きな利益を生み出しやすいのはFXですが、同時に損失が広がりやすいという問題もあります。

　ただし現物株なら損失が広がらないのか？というとそうでもなく、大きなお金を投資しているため、少しの値動きで大きな含み損を抱える事になります。

　もちろん、株もFXも約定するまでは実際の損失にはなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

管理人「まとめると、常に世界情勢や要人発言を追いかけていて、昼間はしっかり仕事をしているやる夫みたいなタイプにはFXがオススメ。」

 

やる夫「企業の業績や業界について明るい人、もしくは昼間にトレード出来る人なら株がオススメって感じかお。」

 

管理人「そんな感じです。ただこれはあくまで利益のみを考えた話で、株主優待が欲しいとかそういった目的ならまたちょっと話が変わります。」

 

やる夫「そういった場合も株がオススメだおね。是非じっくり考えてくださいだお。」

 

管理人「ではでは、今回はこのあたりで。」

 

やる夫「またですおー！」